セグメント別営業概況

 当社グループは、『地球資源の有効活用』を基本理念として、「貴金属事業」「環境事業」「食品事業」を3本の柱として、幅広く事業を展開しています。

 貴金属関連事業には、貴金属のリサイクルや電子部材の販売を行う「貴金属事業」と、産業廃棄物の収集運搬、中間処理を行う「環境事業」が含まれ、貴金属化成品の開発や精密洗浄サービスの機能強化など、表面処理技術の分野を中心に、半導体・電子部品業界のニーズに対応した取り組みを行ってきました。

 食品関連事業は、食料品の輸入・卸売販売を中心とし、物流事業も合わせたセグメントとなっています。世界的な穀物需要の増加や原油価格の高騰を背景に、食品原料調達の困難さが増す中で、安心・安全な食材輸入を基本に、仕入先との関係強化、新産地開拓、新規の食材開発などに取り組んできました。

 2011年3月期の各セグメントごとの概況につきましては、以下の通りです。

貴金属関連事業

  貴金属部門では、海外市場での自動車・家電や通信・IT機器に対する需要の伸びやエコポイント制度などの政策効果に支えられた日本国内の堅調な需要を反映し、主力顧客である半導体・電子部品業界の生産が総じて好調に推移しました。これを受け、当社の貴金属化成品等の販売量や貴金属原材料回収も引続き高水準を維持しました。また、貴金属相場も年間を通じて上昇したことから、売上高は前連結会計年度に比べ増加しました。
  環境部門でも、顧客の排出量は増加傾向となり、取扱量・売上高は前連結会計年度に比べ増加しました。

  これらの結果、貴金属関連事業の売上高は139,868百万円(前連結会計年度比18.0%増)、営業利益は5,504百万円(同36.2%増)となりました。
matsuda sangyo thailand
matsudajigane

食品関連事業

  食品関連事業においては、デフレと厳しい雇用環境が続く状況下で消費者心理が冷え込み、国内の低価格志向の強まりや外食産業の不振が続く一方、世界的な食材の値上がり傾向という厳しい事業環境となっております。このような状況下で、すりみなどの水産品は販売数量の増加により、売上高は前連結会計年度に比べ増加しました。鶏卵や鶏肉等の畜産品は、数量増と単価アップにより、また野菜類等の農産品も主に数量増によりそれぞれ売上高が増加しました。しかしながら、当事業では東日本大震災に関連した在庫損失や与信費用により約250百万円の損失がありました。

  これらの結果、食品関連事業の売上高は43,683百万円(前連結会計年度比15.0%増)、営業利益は546百万円(同24.0%減)となりました。

yasai
品質保証室

Copyright (C) 2002 MATSUDA SANGYO CO., LTD. All rights reserved.