代表取締役社長 松田芳明
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代表取締役社長 松田芳明

企業理念と経営方針について

松田産業グループは、「限りある地球資源を有効活用し、業を通じて社会に貢献する」を企業理念の根本に据え、限りある資源である貴金属をリサイクルして有効利用を図る「貴金属事業」、きれいな環境を次世代に引き継ぐ「環境事業」、ならびに地球の豊かな恵みである食資源を安定的に供給する「食品事業」の3事業を柱として事業展開を図っております。
そして「顧客重視」「株主重視」を経営の基本方針としております。顧客ニーズを的確に把握し顧客との共存共栄を目指すところに、当社の発展の道がみえてくると考えております。資源リサイクル事業を通じた資源確保への寄与、貴金属加工販売を通じた先端産業発展への寄与、環境事業を通じた環境保全への寄与、食品事業を通じた食生活・食文化への貢献をめざし、不断の営業努力によって、業容の拡大と適正利潤の獲得に努めてまいります。
 

2017年3月期の業績と今後の施策について

2017年3月期は、個人消費に弱さが見られるものの、企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調が続く状況で推移しましたが、国内経済を取り巻く労働力不足への懸念や地政学リスクの高まり及び海外経済の不確実性など、先行きは不透明な状況が続いております。

このような状況の中、当社グループの貴金属関連事業においては、貴金属原料の確保、化成品等の製品販売及び産業廃棄物処理受託の拡大に鋭意取り組むとともに、国内においては、平成28年9月に岐阜県関市に土地及び建物等を取得し生産二拠点化を進め、海外においては、第1四半期より本格稼働を開始したベトナム現地法人の製錬工場も加えて、積極的拡大を進めてまいりました。また、食品関連事業においては、顧客ニーズを捉えた商品の開拓と提供に鋭意取り組み、国内はもとより、海外拠点の活用も含めた積極的な営業活動を推進し、販売量の拡大に努めてまいりました。

これらの結果、当連結会計年度の売上高は163,054百万円(前連結会計年度比0.6%増)、営業利益は2,960百万円(同5.3%減)、経常利益は3,459百万円(同8.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,454百万円(同4.6%減)となりました。

 

今後の見通しにつきましては、海外経済の不確実性や国内経済を取り巻く地政学リスクの高まりなど、先行きは不透明でありますが、国内景気の基調としては緩やかな回復が期待されます。

 

貴金属関連事業では、「東アジアNo.1のリファイナー」を目指し、国内外の拠点強化を進めるとともに、新規の需要開拓を積極的に行い業容の拡大を図ってまいります。
食品関連事業では、海外拠点の活用も含め、顧客ニーズを的確にとらえた営業活動を行い、着実な収益確保を図ってまいります。

利益配分の方針と配当金について

会社の利益配分につきましては、成長投資のための内部留保とのバランスを考慮しつつ、株主への安定的な利益還元を持続的に行うことによって、株主の期待に応えることを基本方針としております。この中で、2017年3月期におきましては、前期に実施しました株式公開20周年記念配当を普通配当に加え、株主利益の還元を図ってまいりました。また、同期の期末配当金につきましては1株につき普通配当14円を予定しております。年間での配当金は中間配当金とあわせ28円となります。

 

なお、次期2018年3月期の配当につきましては1株につき28円(中間配当金14円、期末配当金14円)を予定しております。今後も利益水準に応じた総合的な株主利益の還元に努めてまいります。

 

株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

2017年6月
代表取締役社長 松田 芳明