当社グループは、「限りある地球資源を有効活用し、業を通じて社会に貢献する」を企業理念として、「貴金属事業」「環境事業」「食品事業」を3本の柱として、幅広く事業を展開しています。

貴金属関連事業には、貴金属の回収製錬及び貴金属地金、貴金属めっき薬品、電子材料等の販売を行う「貴金属事業」と、産業廃棄物の収集運搬、中間処理を行う「環境事業」が含まれ、貴金属めっき薬品の開発や精密洗浄サービスの機能強化など、表面処理技術の分野を中心に、半導体・電子部品業界のニーズに対応した取り組みを行ってきました。

 

食品関連事業は、水産品、農産品、畜産品等の食品加工原材料の販売及びその運搬を行っております。世界的な穀物需要の増加や原油価格の高騰を背景に、食品原料調達の困難さが増す中で、安全・安心な食材輸入を基本に、仕入先との関係強化、新産地開拓、新規の食材開発などに取り組んできました。

 

2018年3月期の各セグメントごとの概況につきましては、以下の通りです。

貴金属関連事業

貴金属関連事業の主力顧客であるエレクトロニクス業界は、スマートフォン偏重から車載やIoTなどの需要が高まり、半導体・電子デバイス分野を中心に生産状況の好調がうかがえました。このような状況の中で当社グループの貴金属関連事業では、貴金属リサイクルの取扱量は拡大し、金製品、電子材料等の販売量及び産業廃棄物処理の取扱量が増加し、貴金属価格の上昇もあり、売上高は前連結会計年度に比べ増加しました。


これらの結果、当該事業の売上高は120,492百万円(前連結会計年度比17.9%増)、営業利益は3,407百万円(前連結会計年度比83.6%増)となりました。

食品関連事業

食品関連事業の主力顧客である食品製造業界は、個人消費の弱さから国内市場では大きな成長が見られないものの、加工食品の需要の高まりや海外展開の拡大などにより、生産状況は緩やかな上昇傾向が見られました。このような状況の中で当社グループの食品関連事業では、水産品、畜産品の販売数量が増加し、すりみ、鶏卵を除き販売価格も上昇し、売上高は前連結会計年度に比べ増加しました。


これらの結果、当該事業の売上高は69,759百万円(前連結会計年度比14.6%増)、営業利益は1,470百万円(前連結会計年度比33.1%増)となりました。