当社グループは、2019年5月13日開催の取締役会において中期経営計画(2019-2021年度)を策定し、当計画の最終年度となる2021年度(2022年3月期)の業績目標を連結売上高2,200億円、連結営業利益55億円、連結営業利益率2.5%、連結自己資本利益率(ROE)6.0%といたしました。

 

当中期経営計画(2019-2021年度)では、「社会変化に適応し、進化し続ける〝強い″会社へ!」を当社グループの目指す姿に掲げ、貴金属関連事業及び食品関連事業の両事業を成長の牽引役とし、製商品の拡充、技術開発、国内外の拠点整備及び機能拡充等の事業拡大に必要な成長投資を積極的に行うことを方針としております。また、貴金属関連事業においては「東アジアで資源循環を創造するリーディングカンパニー」、食品関連事業においては「お客様の商品開発のベストパートナー」を各セグメントのビジョンとし、以下に記載の経営戦略を掲げ、収益拡大を目指し取り組んでおります。
また、会社を支える経営基盤の強化として、①ITを活用した管理機能強化と自動化・省力化を推進し生産性を向上、②成長を牽引する経営人材の創出、③適材適所で多様な人材が活躍できる働きがいと働きやすい職場環境づくり、④ガバナンス強化と多岐にわたるリスク管理の徹底を掲げ、事業拡大とともに事業を通じて社会に貢献することで持続的な企業価値の向上を目指してまいります。

(セグメント別経営戦略)

貴金属関連事業 食品関連事業
・基幹事業の基盤強化 ・基幹事業の基盤強化
・資源循環ビジネスを始めとする顧客価値提案強化
と営業体制整備
・強い商品作りの為の、開発/品質保証/生産管理支
援機能強化
・自動車関連市場/化学関連市場/海外市場の拡大 ・顧客ニーズに応じた商品ラインナップ拡充
・E-スクラップ、高機能電子材料、LiBリサイクル等
の事業領域拡大
・国内に加え、グローバル展開を加速
(国内外拠点展開)

(注)経営目標とする業績数値につきましては、2019年5月13日決算短信発表時点における事業環境に基づき当社グループが判断した見通しであり、今後の事業環境の変化などの様々な要因により変動することがあります。

セグメント別の概要は以下の通りです。

貴金属関連事業

貴金属関連事業においては、「東アジアで資源循環を創造するリーディングカンパニー」をビジョンに掲げ、貴金属事業と環境事業の各施策に取り組んでまいります。

貴金属事業

貴金属事業では、高機能電子材料や化成品等の販売及び貴金属リサイクル原料回収の拡大を図り、基幹事業の基盤強化を進めると共に、自動車関連市場/化学関連市場/海外市場の拡大や、E-スクラップ等の事業領域の拡大にも取り組みます。その中で、省金化等の事業環境の変化にも対応し、貴金属回収技術の向上を進めると共に、エレクトロニクス等の顧客ニーズに応えた製品の開発や、自動化・省力化による効率改善などの研究開発も積極的に行い、事業の差別化を進めてまいります。

台湾現地法人
拡大
台湾現地法人

環境事業

環境事業では、当社グループが所有する廃酸・廃アルカリ処理設備や全国の許認可網及び物流ネットワークを活用しつつ、顧客ニーズに対応したサービスの拡大による付加価値の向上に努め、基幹事業の基盤強化を図ると共に、自動車関連市場/化学関連市場の拡大に取り組みます。更に資源循環ビジネスを始めとする顧客価値提案強化と営業体制整備を進め、LiBリサイクル等の将来に向けた事業領域の拡大にも取り組んでまいります。

 

LiBリサイクル 電気自動車イメージ図
拡大
LiBリサイクル 電気自動車イメージ図

食品関連事業

食品関連事業においては、「お客様の商品開発のベストパートナー」をビジョンに掲げ、当社グループがこれまでに培った品質保証に関するノウハウを活かし、安全・安心且つ高品質で安定的な食品原料の供給によって差別化を図ると共に、強い商品作りの為の開発/品質保証/生産管理支援機能の強化を進めて基幹事業の基盤強化を進めてまいります。また、顧客ニーズに応じた商品ラインナップの拡充に取り組み、国内に加えてグローバル展開を加速してまいります。その中で、為替変動などのリスクに適切に対処すると共に、差別化や効率化などによる収益性の改善にも努めてまいります。