代表取締役社長 松田芳明
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企業理念と経営方針について

松田産業グループは、「限りある地球資源を有効活用し、業を通じて社会に貢献する」を企業理念の根本に据え、限りある資源である貴金属をリサイクルして有効利用を図る「貴金属事業」、きれいな環境を次世代に引き継ぐ「環境事業」、ならびに地球の豊かな恵みである食資源を安定的に供給する「食品事業」の3事業を柱として事業展開を図っております。
そして「顧客重視」「株主重視」を経営の基本方針としております。顧客ニーズを的確に把握し顧客との共存共栄を目指すところに、当社の発展の道がみえてくると考えております。資源リサイクル事業を通じた資源確保への寄与、貴金属加工販売を通じた先端産業発展への寄与、環境事業を通じた環境保全への寄与、食品事業を通じた食生活・食文化への貢献をめざし、不断の営業努力によって、業容の拡大と適正利潤の獲得に努めてまいります。
 

2019年3月期の業績と今後の施策について

 2019年3月期における我が国経済は、雇用情勢や所得環境の改善が続くなど、全体的には緩やかな回復基調で推移しましたが、輸出や鉱工業生産の一部には弱さが見られる状況となりました。また、先行きにつきましては、通商問題の動向、中国経済の先行き、世界経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動などから世界経済の下振れリスクもあり、依然として不透明な状況が続いております。

このような状況の中、当社グループの貴金属関連事業においては、営業展開の強化と国内外の生産拠点活用により、貴金属原料の確保、化成品等の製品販売及び産業廃棄物処理受託の拡大に取り組みました。また、食品関連事業においては、顧客ニーズを捉えた商品の開拓と提供に鋭意取り組み、国内はもとより、海外展開の拡大も含めた積極的な営業活動を推進し、販売量の拡大に努めました。

これらの結果、2019年3月期の売上高は208,338百万円(前連結会計年度比9.5%増)、営業利益は4,948百万円(前連結会計年度比1.4%増)となりました。持分法利益などの営業外損益を加えた経常利益は5,094百万円(前連結会計年度比0.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,391百万円(前連結会計年度比2.0%減)となりました。

 

今後の見通しにつきましては、国内の景気は緩やかな回復基調が期待されるものの、弱含みが続く個人消費や、電子部品・デバイス分野における市場減速への懸念、通商問題の動向が世界経済に与える影響、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性等から、いっそう不透明な状況が続くものと予想されます。

貴金属関連事業では、国内外の拠点強化や効率化を進めるとともに、新規の需要開拓を積極的に行い業容の維持及び拡大を図ります。

食品関連事業では、海外拠点の活用も含め顧客ニーズを的確にとらえた営業活動を行い、安全・安心・安定供給を根本に据えた商品の開拓と提供を進めて差別化し、着実な収益確保を図ります。

利益配分の方針と配当金について

会社の利益配分につきましては、成長投資のための内部留保とのバランスを考慮しつつ、株主への安定的な利益還元を持続的に行うことによって、株主の期待に応えることを基本方針としております。
2019年3月期の期末配当金につきましては1株につき普通配当15円を予定しております。年間での配当金は中間配当金とあわせ30円となります。
なお、次期の配当につきましては1株につき34円(中間配当金17円、期末配当金17円)に増配する予定であります。今後も利益水準に応じた総合的な株主利益の還元に努めてまいります。

 

株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

2019年6月
代表取締役社長 松田 芳明